力みなくして解放のカタルシスはありえねェ

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高野京介 (ゲスバンド / SuiseiNoboAz / うみのて / 古都の夕べ)

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ちょっと前に勃発と対バンした時、ケイタの地元が大変だった時の話を聞いた。本当に大変だった時の話だ。
彼は要約すると「めちゃくちゃ寒い中、店に長時間並んだりして大変だった。ただなんとかなった。

身体を鍛えていたから」と事も無げに言っていた。

それを聞いておれは息を飲んでしまった。

音楽が誰かを助けるかは、正直わからない。
しかし筋肉は必ず、誰かを助けることになる。

そして勃発の音楽には、筋肉がある。
つまり勃発は音楽でありながら必ず、誰かを助けることができるのだ。

勃発のライブを見たとき、救われる気持ちになったことはないだろうか。
ステージに向け、知らずのうちに笑みを浮かべるような気分になったことはないだろうか。

きっとその時おれたちは、勃発と言う名の筋肉と音楽に助けられているのだ。

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かわむら(THIS IS JAPAN / ポップしなないで）

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BPM5億求めて酩酊ダンス。
そんなブルースが僕には必要。
勃発、ファストコアブルース、キメてます。

 

市川マコト (クレヨンイーター)

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勃発は信用していいぜー
間違いない男達です。
年をとると、普通丸くなるもんだけど、逆にどんどんトンがってく勃発。これからどんな音楽を聴かせてくれるのかますます楽しみである。個人的にはライブで聴いてた大好きな#11クタバルノハオマエが入ってて良かった。#11の前後の流れも好き！憂鬱な朝もある、そんな朝でもテンションブチ上がり元気をくれるアルバム！おススメします！

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タツヤ (The Jikens)

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「冷静に考えたらつまんない」なんて視点は、「冷めたマックのポテトは不味い」くらいつまんない。冷まさなきゃいいし、冷めないうちに食うのが一番いい。
なのにたまに出来ない。どうしたって冷静になるし、たいがい冷めてしまってからそれに気付いてガックリする。
そんな中、BPM5億で発電し続ける勃発の姿は、まるで冷めてしまったつけ麺ダレに投入されるアチアチの焼け石のようで、見るたびいっつも頭が沸騰する。そして俺はハッとする。反省もする。ありがたいとさえ思う。焼け石に水。太平洋に目薬。勃発に冷や水かけたところで、きっと4人は、ただただ5億のペースで燃え続けるのでしょう。
発売本当におめでとうございます。また酒田で、誰にも消せない焚き火のような夜を。Ticking TIME BOMB！

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佐藤優人(ドゥワチャライク主催)

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力業だ。音楽のアレコレを考える事が馬鹿らしくなるくらい力業だ。なんというかグーじゃなくて平手打ちでボコボコにされてる感じ。
お前もっとシンプルだったろ。お前もっと飛べてたろ。すっげえ言われてる気がするけど僕もバンドマンだから勃発の兄貴達にマウントとられないように頑張るね。

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アベマサヤ(Utopia  League)

 

 

 

 

 

 

 

俺は生きてる、死んでない。
毎日クソみたいな事だらけだし、希望もない、酒を飲んで死ぬだけだ。
明日なんてクソだ、昨日の記憶なんて思い出す気もない。
酒だよ、酒。あと勃発を聴くんだ。
そうだ、勃発を聴くんだ。

俺は生きている、死んでいない、くたばれ。
クソみたいな事だらけだ、勃発を聴け。
死ぬぐらいなら勃発聴いて酒飲むよ。
新譜発売おめでとう、愛してるぜ。
いいアルバムだ。36分は生きていよう。

明日が来てから考えよう、起きたらもう一度聴き返そう。

ゆとりぱんく (THE WAMEKI)

 

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ある種「人間あるある早く言いたい」的な歌集。に、私は感じた。
バンドは人間がやっているんだということをボロボロになりながら教えてくれる。いや、誰も教えてくれとは言ってないんだが、教えてくれる仙台のパンクス。
「BPM5億」とかアホ丸出しのタイトルの中に、情熱を越えた狂気が込められている。
それがいつかあなたに届けばいいんだけど、お前ら全然受け取ろうとしねぇからダメだ。そんなんじゃダセェ。
これを機に、どうぞ。あったけえよ。

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ゆきてる(空きっ腹に酒 / YUKITERO)

 

 

 

 

 

 

今の時代パンクバンドなんて馬鹿にしか出来ないと思ってる。そんな馬鹿達にしか出せない「美しさ」をこれでもかと見せ付けられて悔しくて泣いちゃった。汗と拳を武器にもう一度だけコンテニューを。

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まつな(赤いくらげ)

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HPゼロ
攻撃力全振り
オーバーキルorダイ
詰んでる
コイツら詰んでる
君がもし長生きしたいならこんなバンド聴くな
それが正しい生き方だ
出会っちまったオレの運が悪かったんだ
勃発くたばれ
愛してる

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283(忘れてモーテルズ)

 

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アルバム聴きました。初めて勃発のライブを観たときと同じ衝撃だ。

いつまでも勃発し続けてください。

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ターキーのぶと(ユタ州)
 

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勃発の新作、"THE POWER"を聴いた。

タイトル通り、ストロングスタイルなライブの熱量が詰まった１枚。
しかしそれだけではない。
クレバーな曲展開に横に揺れるビート。ケイタの多面的な部分が見えるエキセントリックな歌詞、などなど…新たなる武器がここに煌めいている。その結果、得意であろうストレートな曲がさらなる勢いを持って鼓膜を揺らすのだ。

勃発はただの愚直なパンク・バンドではない。パワーと言いながら安易なコブシやパンチのジャケットではなく、絞め技をキメるジャケットがそう主張しているかのようだ。
一度捕まったら抜けられない、ストロングでストレンジな勃発サウンドにK.O.必至の１枚。

新しいことに挑む彼らこそ、真の意味でパンクである。
仙台からどこまでも遠くへ。

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杉森ジャック(THIS IS JAPAN)

 

 

 

 

 

 

 

勃発ケイタからコメントをくれときた。
すごいものができたのだろう。
聴いた。だからケイタもう怪我するんじゃないよ
一人でも多くの人の心に勃発THE POWERが届きますように。

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でんでけあゆみ(バックドロップシンデレラ)

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まず始めに、3年前に松葉杖をつかずには歩けない程の大怪我をしたケイタ君が、元気に逆エビ固めを決めるジャケットに私はとても感動した。そう、何をするにもPOWERが我々にはまず必要なのだ。とても良いジャケットとタイトルだと思う。

例えばこのアルバムがレコードで、勃発が何処か異国の国の90年代や00年代前半の私が知らないバンドだったとする。私はレコード屋のLPがすし詰めになった箱の中から、見た事も聞いた事もないこのバンドのレコードを試聴もしないで絶対に買うと思う。素晴らしい音源というのは、なんとなく引いた時の感触だけで分かる、これはおそらく只者ではないと。
そして家に帰ってレコードプレーヤーに乗せて、1人声も出さずひっそりとガッツポーズをするだろう。
例えばPLOW UNITED、The Ber Feedersを見つけ出した時の様な感動、それと同じような感動が勃発のこのアルバムにある。

本人達はこんなことは望んではいないと思うけど、共感や共有よりも、誰にも知られないようにひっそりこっそりと熱狂するような全世界の不器用な人々に感動を与えるアルバムになることを、心よりお祈りしております。

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​ヤブソン(SEVENTEEN AGAiN)

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１分くらいしか無い曲でもガンガン展開していく、あっという間に一曲一曲が終わって行く、マジで聴いてるだけで息切れするし声枯れそうになる、生命がギラついて眩しい。
お前は夢とかあんのかよ？と河川敷で酒飲みながら語りかけられた気分、訳もなく胸が苦しい。
なんかジム通ってた時代を思い出しました。（すぐやめたけど）

おしゃれできらめいた曲をyoutubeで聴き漁った後に、このアルバムを聴くと安心する。
地元仙台にこのようなバンドがいてくれることが、ただただありがたい。
最後弾き語りで終わるっていうピュアさが人の良さを表してる。泣きそう。
家族写真の隣にこのアルバムを置こうと思います。

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みきちゅ

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無骨で、がむしゃらで、勢いまかせで、やけっぱちなんだけど、優しさと力強さと音楽への愛が溢れていて、けいたくんの顔が浮かび上がってくるような人間味溢れるアルバム！

僕は人や風景を思い出させるこういうアルバム、好きです。

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OSAWA17(I HATE SMOKE RECORDS / THE SENSATIONS / GIRLFRIEND)

 

 

 

 

 

 

 

THE POWERによせて

言葉は力だ。ケイタ君のまっすぐにひねくれた言葉はまるで彼そのものだ。心と体、そして言葉とがこれほど強く結びついている人は、僕の身の回りにはあんまりいない。嘘か本当か、自分でわけもわからないうちに言葉を発している僕にとってはそれが痛々しくて、羨ましくて、突き刺さってしまう。
正直に言うとパンクなんて全然僕の趣味じゃない。それでも勃発のライブに足を運び、拳を突き上げるのは、ケイタ君の持つ言葉の力と勃発が放つバカ正直な音にやられちゃっているからだ。こうして「THE POWER」によせたコメントを書いているのは、勃発の音楽が届くべき人、これから勃発が出会うべき誰かに届いて欲しいと切に願うからだ。やられちゃった仲間が欲しい、僕のエゴだ。
何万枚も売れるようなアルバムじゃない。ただ、届くべき人に届いて欲しい。僕はそういう種類の音楽に

対して正直でありたいと思うし、何よりもそんな音楽を心から愛している。

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伊藤知博(woopie groupie)

 

 

 

 

 

 

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渾身の右ストレートでぶっ飛ばされたみたい。いつまでも少年のまま 一緒に夢ばかりみていようぜ。

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中山卓哉(グッバイフジヤマ)

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ああ、これはあれだ、高校の頃ジャケ買いして夢中になって聴いた誰も知らないヒーローの歌だ、業界の

音じゃないやつ、むきだしのやつ、そのまますぐに自分の血とか肉になるやつ、勃発はいつも正義、かっこ

いいなあ、しまっていこー！！！！！！

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蛭田マサヤ(ギャーギャーズ)

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ハードコア的な音楽ってのは1番優しいジャンルだと思ってるんですが、それを改めて実感しました。
M-2「J×F×C」で、ケイタ君が『しまっていこーー！』と絶叫してる箇所があるんですが、俺には『本当は全然頑張りたくねえ。やる気出ねえ。まあやるけどさ』みたいに聞こえたんですよね。
諦めの先にある優しさには嘘がない。強い。というか、それを感じれないパンクなんて全部ウソ。クソ。
『THE POWER』、安心して体を預けれるアルバムでした。パンクロックは安心しなきゃダメなんだよ。
あと勃発のライブはどこでやっても全部その場をホームにしてしまうんだけどライブ見たことある人ならそんなの知ってるよね。
以上俺の勝手な解釈による感想です。どうにもやる気が出ない朝とか、これからお世話になると思います。バンドマン風なこと言えば、マッスルでメロディアスなギターが素敵です。アルバム発売おめでとうございます！

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スズキヨウスケ(しんきろうのまち / she might be swimmer / ISHII NARUTO hold'em BAND)

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勃発には、誰にも越えられない、この４人だからこその唯一無二のかっこよさがあって、「THEPOWER」には、そのかっこよさが、これでもか！という程前面に出ていてハッとしました。
でも、ただただかっこいいだけじゃない。
時々心がギュッてなったり、背中を優しくポンッて押してくれるような瞬間があって、曲を通してみんなの強さだったり、優しさだったり、４人の人間味が、それぞれの"POWER"が、伝わってくるアルバムだと思いました。同じ仙台で活動していること、すごく心強いし、こんな身近に「勃発」というバンドがいること、「いいでしょ〜！！！！」って、もっともっといろんな人に早く言いふらしたい。
だから今、「THE POWER」が世に出ること、わたしはすごくうれしい！
この度は本当におめでとうございます。
ここからまた、わたしたちにそのかっこよさ、どんどん魅せつけてね！

アイリチャン(UNITED  BANANA)


 

 

 

 

勃発はすごい。羨ましい。こんなに愛されてるバンドいないんじゃないかな。生き様とか、かかと爆発しても走り続けてかっこいい曲を生み出し続けて。いつまでも走り続けて欲しい。一曲一曲全力でぶつかってくるようなアルバム。勃発はいつも嫌な事もぶっ飛ぶくらいな勢いを見せてくれる。言葉に出来ないほど、憎たらしいほどかっこいい。

レイチャン(UNITED BANANA)
 

 

 

 

 

勃発のお兄ちゃん方へ

わたしは勃発のライブをみると、曲をきくと元気が出ます。楽しいも、切ないも、普段味わえないようなスリルだって味わえます。ヒーローのようです。
勃発でしか味わえない気持ちが「THE POWER」がリリースされて、世界中の届くべき人たちにきっと必ず届いていくんだろうなと思うとこちらまで嬉しいです。たくさん聴きます。そしていつもありがとうございます。この度は本当におめでとうございます！

ヒカリチャン(UNITED BANANA)

 

 

 

 

 

 

 

「勃発あってこそのフライングサンです！！」
と、仕事納めの12月30日、毎年言ってるんだけど。
酔ってるわけじゃない。
けっこう本気で言っている。

レコ発おめでとう！
これからもヨロシク。

佐々木章宏(仙台FLYING SON店長)

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押忍！

ニューアルバムを一足先に聴かせてもらって、聴き終えた時に真っ先に頭に浮かんだのは『ズル剥けの

勃発』という言葉でした。ストレートに下ネタ的なイメージでもあるし、脱皮的でもあるし、とにかく

『、、剥けたなぁ(拳を握り)』と感じました。

勃発は全作品がその都度1stアルバムに聴こえる正しいロケンロールバンドだけれど、今作は紆余曲折を

経たバンドが正しくそれを地でさらに更新してみせた渾身の、極上の(しかし)1stアルバムと言えると思い

ます。

アルバム発売おめでとう！！

また、対バンしようぜ
いかすぜ 勃発！

高橋元希(PASSiON RECORDS / フジロッ久(仮) / 藤原亮と高橋元希)

 

 

 

 

 

 

 

初めて仙台の勃発を見たのは高円寺のドムスタ。
マイナースレットばりのハードコアからいきなりスカパンクに展開し高校球児ばりに
「締まっていこう！！」と連呼する
JxFxCという曲にやたら感動する。

勃発のライブはいつも自分の中のロックに大切な「気合い」って部分を奮い立たせてくれる。
仙台の人たちは
「生れた時から どんぶりめし」
というから、
たぶんそれがあの気合いにあらわれてるんでしょうよ！！
パンクロックでしょうよ！！
締まっていこう！！

トッシー/丼づくりトシオ(RUNRUNRUNS)

 

 

 

 

 

 

 

僕はパンクロックを、普段あまり聴かない。
どちらかといえば、ゆっくりと胸に染み入るような曲が好きだ。

僕は勃発をライブで見てる時、
飛び跳ねなかったことがない。
拳をあげなかったことがない。
大きな声で叫ばなかったことがない。

僕は勃発が、好きだ。
勃発は、パンクロックだ。
パンクロックは、とてもかっこいい。
リリースおめでとう。

こっけ

 

 

 

 

 

 

 

速ければ速いほど正義、汚なければ汚いほどかっこいい、みたいな世界は確かにあって、勃発のこのアルバムとその身の在り方はたぶんそういう世界の話だなあと聴いていて思いました。とにかく曲が速くて短い！
アルバム発売おめでとう！

篠崎大河(THE抱きしめるズ)

 

 

 

 

 

 

事件、勃発！！！ケイタ、爆発！！！あんたを誘惑！！！

応答セヨ、全日本最前線！！！耳元から騒ついとる！！！

ヤスエでんじゃらすおじさん a.k.a.YDO

（ベルノバジャムズ / ちくわテイスティング協会 / わっしょいキヨシ / 座布団5000 / など）

 

 

 

 

 

 

36分。
一瞬一瞬が爆速で過ぎていくのだが、こってりラーメンを食ったような濃密さ。
長いんだか短いんだか、よくわからない感覚に襲われた。
日々のストレスで行き詰ったときに、ケイタの「しまっていこう!!!!」が脳裏によぎったときは
思わず笑ってしまったが、彼らなりのファイティング・コールに背中を押されたことは何度もある。
きっと、そんな人はたくさんいるんだろう。

彼らと、勃発と友達になってから、もうすぐ15年が経つ。
お互いどうしようもないバカ野郎だったが、だいぶ大人になってしまった。
だがよく考えてみると、顔だけはオッサンになったがお互いバカ野郎に変わりは無かった。
「THE POWER」はそんなアルバム。
これからもバチバチな関係であることを願う。
リリースおめでとう。

小川ツバサ(ソンソン弁当箱)

 

 

 

 

 

大真面目に言うと、POWERという言葉のパワーはポケットビスケッツが教えてくれた。「ハッピーエンドのかけら集めて走りだそう」ってフレーズに、本当にパワーをもらったんだ。

あれから何年経っただろうか。
あの頃のPOWERじゃなく、正真正銘の新たなPOWERに出会えた。勃発の『THE POWER』だ。なんなんだ、この気持ちは。そして奇しくも終盤流れてきた「happy end」という曲で、俺は涙腺ぶん殴られた。それまでの流れ全部込みでのその曲に、ドバドバ。

ケッタ、ごめんな、遅くなってしまって。ただただ、嬉しくて、そして悔しかったんだ。自分の中に芽生えてくる勃発からもらったパワーが、嬉しくて悔しかったんだ。

生きていこうぜ。ほんと、そうだよな。

ワタナベシンゴ(THE BOYS&GIRLS)

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細胞に刻まれた言葉が、早くここから出せ！といきり立っているイメージ。後ろ足で地面を蹴り上げながら合図を待つ競走馬のように、土煙りの中その目にはゴールしか映っていない。筋肉がギアを上げてゆき、銃声が鳴り飛び出したその瞬間の光景が"THE  POWER"の始まりだった。
返事のない手紙なんてここには存在しない。例えそこが路地裏だろうがピラミッドだろうが、勃発が叩き込むビートパンクはとても丁寧に語り合ってくれます。超加速しながらもずっと目が合っているようなそんなパンクバンドが勃発であり、彼らがこさえた鼓動まで聞こえそうな16枚の手紙が全国へ届きます。
勃発の皆さん、フルアルバム発売おめでとうございます！！

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NIKE(BALLOND'OR)

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僕は音楽的にホモだ。マッチョな音楽が好きだ。そして勃発のロックはマッチョだ。しかしただのマッチョではない。ひ弱で根暗な人間が自分を変えようと部屋で必死に一人黙々と通信空手で筋肉を得た様な、勃発はそんなガリベンネクラマッチョなのだ。それが僕は非常に愛おしい。ネクラで案外シャイな故にその筋肉をいつ披露するか躊躇している様が目に浮かぶ。うーん、愛おしい。ただネクラな奴が1番怖い。ムキになったら何をしでかすか分からない。そんな土壇場では躊躇い知らずな危うさが勃発はカッコいい。
新しいアルバムもヒクツでマッチョでいい感じ。ムキになってムキムキに仕上がってる。オリバよりゲバルよりケイタだよね。一回くらい抱かれてあげてもいいよね。

渡邉広幸

 

 

 

 

 

 

自分が普段何よりも大事にしているセンス、詩作とか音色とか音と音の間の空気とか、そういったこと。

それは、ほんとうにやばい曲が録音がライブができあがってしまったときには一番どうでもいいポイントだったりもする。むしろ一番つまらないこだわりのような気がする。
文字にするとそういうことが、「これだから音楽はやめられない」「これだから音楽は、面白い（難しい）」「これがわたしが音楽をずっとやっている理由そのもの」とか、そういう、よく聞く言説なわけだけど。全部が、言葉にすると短いが、重たい実感で語られている。全人生をかけた発言だと思う。だから、そんな言葉の重みなんて、同じような何かを経験した人にしかわからない。
その音が「好きじゃない」のであれば、それは人と人との違い、という感じがするけど、「好きか嫌いかさえ決められない」「まだわからない」段階というのは、単純に、感性・教養と言葉で表されるようなゾーンに自身の全体重を乗せて生きたことがないということだと思っている。


僕にとって勃発は、「自分が普段何よりも大事にしているセンス、詩作とか音色とか音と音の間の空気とか、そういったこと」が一つもないバンド。全部ダサい。けど、自分がほんとうは大切にしている「ほんとうにやばい曲が録音がライブができたときには一番どうでもいい、一番大事なポイント」だけを虎視眈々と狙っている獣のような鋭さがあって、だから、ずっと、関係をやめないでいる。

このアルバムは、勃発という名前のこの流動体が録音作品に残せる形でそのポイントを記録した、「見る前に跳ぶ」達人であることをはっきりと世に残すことに成功した、記念すべき盤だと思う。

これがいいものかどうかは、人による。それが今はわからないとしても、絶対にあとでわかる。それぞれが自分だけのタイミングでわかる。それは確実に生き方に響く形でわかる。そういった重たい盤である。その重要作感はジャケとタイトルの決定打ぶりが雄弁に示しているし、詩作が内容がジャケとタイトルの快活さを裏切るかのようにやけっぱち・しみったれのムードであることも、人間に永続的な「THE POWER」などない、ということを示すようで、僕はとてもうれしい。

きっと今後も勃発のもっといいアルバムはきっといくらでも出てくる（あと３０年、少なくとも１０枚は出すでしょう）。でも、なんか折に触れて語り草になるのは、このアルバム。なのかなー、下手すると次かもなー？といった感じで、いつも「こいつは、とんでもなくやべえ。はず。」って、期待し続けています。

だから早く対バンしよう。死ぬまで。

藤原亮(フジロッ久(仮) / 永原真夏＋SUPER GOOD BAND / 藤原亮と高橋元希)

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